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2016.01.21

リファラスパム対策をしてGoogleAnalyticsデータ精度を高める方法

アクセス解析

弊社でサイト制作を請け負うにあたりGoogle Analyticsを導入・活用しています。
Analyticsを閲覧することで離脱ページや各ページ内バナーのクリック率等がわかり、現在のサイトの課題等を発掘できます。そのため、サイト制作をするにあたり、制作するコンテンツを訪問者になるべく見てもらえるような導線設計に役立ちます。

先日、Analyticsのアカウントを開設してからトラッキングコードを設置せず数週間ほど寝かせた状態にしていたところ、下記のように、トラッキングコードをウェブサイトに設置していないにも関わらず、アクセスが計測されています。
analytics

「言語」に注目すると全て「no set」または、「JP(日本)」以外から計測されておりますが、これらのアクセスの実態はリファラスパムと呼ばれるもので、実際のサイト訪問者を示す情報ではありません。

このようなデータがAnalyticsに混在することでデータの精度が下がり、適切な解析を行うことが困難になります。

そこで今回はAnalyticsを活用されている方全てにリファラスパム対策をする設定方法についてご紹介します。

目次

 

リファラスパムとその目的

AnalyticsでWebサイトを解析するにあたり自然検索以外での流入元サイト(リファラー)はチェックすべき項目の一つです。
リファラスパムはこれを逆手にとり、アクセスさせたいサイトのURLをAnalyticsのデータに反映するようにデータを送ることを指します。

リファラスパムを受けることによりアクセス数等、解析データの数値が変わることにより(サイト本来のアクセス数が小規模である場合は特に)解析内容とサイトの実情に大きな乖離が発生することになりデータとして計上されるだけでも非常に迷惑なのですが、それ以上にリファラスパムで表示されるURL(Webサイト)の中にはマルウェアやコンピュータウィルス等が仕組まれていることも多く、大変危険ですので絶対アクセスしないようにしてください。

 

Analyticsとリファラスパムの仕組み

Analyticsは下記のようなトラッキングコードと呼ばれるjavascirptをサイトに挿入してしておき、訪問者がサイトに訪れるとjavascriptが実行されて、Analyticsにデータが都度送信される仕組みになっています。

※ 7行目のxとyには数値のトラッキングIDが入ります。

本来、トラッキングコードは自身のサイトに記述をして使用しますが、UA-00000000-1、UA-00000001-1、UA-00000002-1と順番にトラッキングIDを書き換えるなど、第三者のAnalyticsにトラッキングIDの数値を書き換えることによりそのトラッキングIDの(本来の)持ち主でなくとも任意のIDでAnalyticsにデータを送信することが可能になります。

そのため、「.htaccess」等を活用してアクセスの拒否設定してもリファラスパムを防ぐことはできません。

 

リファラスパム対策の設定方法

リファラスパムのURLからアクセスが計上されないように設定することで対策可能です。

1.アナリティクスの設定にて「ビュー設定」をクリックします。

2.下記の画面になりますので、「ビューをコピー」をクリックします。

view
※「ビューのコピー」はコピー元の設定を引き継ぐだけでコピー元で貯蓄したデータを引き継ぐことはできません。

3.「新規ビュー名」に任意の名前を入れます。例では「リファラスパム除外」に設定しました。

4.「ビューをコピー」をクリックします。

copy

5.プルダウンから3で入力したビュー名を選択後、「フィルタ」をクリックします。

6.下記画面になりますので、「フィルタを追加」をクリックします。

filterplus

7.下記画面になりますので、フィルタ名に任意の名前(ビュー名と同一でなくても可)を入力します。

8.「カスタム」をクリックします。

9.フィルタパターンに下記のコードを入力します(コピーペーストして下さい)。

10.保存をクリックします。

reject

フィルタパターンコード

フィルタパターンの入力項目が一つしか入力欄が無いので1つのフィルタにつき1ドメインしか設定できないように見受けられますが、上記の用に正規表現をすることで下記のリファラスパムのドメインを一括して排除できます(実際は入力は255文字までしか入力できませんので分割しています)。

spam
※ 誤ってアクセスしないようにあえて画像にしてあります。

 

おまけ:簡単なリファラスパム対策の設定方法

もう一度トラッキングコードに注目してみましょう。

トラッキングIDはUA-xxxxxxxx-yとあるようにxとyの間に-(ハイフン)があります。
Google Analyticsでアカウント作成した場合、初期状態から一つのプロパティが用意され、yの部分(ここではプロパティIDを呼びます)に1が設定が設定されています。
このプロパティIDは下記のように新しいプロパティを作成すると作成した順番に「2」、「3」と連番で値が設定されます。
pid-next

リファラスパムは初期状態で作成されるプロパティID「1」が対象となる傾向が強いので新規にプロパティを作成してプロパティID「2」以降を使用することでほとんどのリファラスパムを防ぐことができます。

これから新規でAnalyticsのアカウントを開設する際には新しいプロパティを作成してからサイトに導入してみることをオススメします。

如何でしたでしょうか。Analyticsを見て急にアクセスが増えたと感じたらまずリファラスパムの可能性を疑ってみてください。

 

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