歓送迎会。
今回、主催メンバーの2名が、忙しい中、本当に心を尽くしたイベントをやってくれた。
以前退職したメンバーまでビデオメッセージに出ていたりと、うちの暖かい一面が大きく出たイベントだった事も嬉しかった。
つくづく主催メンバーの尽力のお陰だ。
僕はいつも、社内イベントの度に主催メンバーを任命している。
誰もが忙しい中、主催メンバーに任命され「自分の仕事に加えて、社内イベントの主催なんて、、」となるのは、わかっている。
社内イベント担当をすることは、一見、仕事と全然関係なく感じるし、手間だし、面倒くさく感じる。
正直、単に人数を確認してお店を予約するだけなら5分で終わる。
けど、ここで歓送迎会の主役や参加者のことを想い、どこまで相手の笑顔の為に動けるかで、その人の器や温かさ、人間性がハッキリと表れる。
これは、何もイベントを運営する時だけでなく、面白い事に、仕事上でも同様の人間性が表れる。
相手のことを思い合いお互いをサポートできる関係は、強烈に強い。
人の為に時間を使うことは、簡単なようでとても難しい。
正直、忙しければ忙しいほど、その人の動きを見れば、器や人間性はハッキリと出る。
20代までは、技術や知識を身につけ、自分が仕事ができればそれで良い。だけど、30代を超えると、それだけでは片手落ちになる。
人間性や器を備えた暖かさやリーダーシップが必要になる。つまり人の為に自分の時間を使うことが当たり前になる。
自分の利でしか動けない人間は弱い。
全て自分の実力で結果を出してきたと、考えているうちはまだ若い。
人は一人では生きていけないし、必ず誰かに支えてもらい生きているはず。
その支えに感謝し、逆に支える側に回ってこそ意味がある。
たかが社内イベントだけど、これも同じで、自分が実際にイベントを主催してみないと、その苦労さえわからない。
今まで当たり前だと思っていたことが、実は誰かが支え頑張っていた事だと気づけば、お互いに感謝の気持ちを持ち、助け合える。
自分は情けないことに、独立してから様々な支えに気づいたくらい自分勝手で、駄目駄目だったからこそ(正直、今でもかなりあやしい。。)、うちのメンバーには、人の支えに気づく感性や、支え合う関係をみんなで学んでいけたらなぁと思ってる。