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2018.03.09

ネットショップを出店するなら自社ECサイト?ショッピングモール?それぞれのメリット・デメリットとは?<後編>
ネットショップを出店するなら自社ECサイト?ショッピングモール?それぞれのメリット・デメリットとは?<後編>

EC・モール

モール担当の高橋です。

前編では、自社ECサイトとモールの「集客力」「安心感・信頼度」「費用」についてご紹介しました。今回の後編では「価格競争」「分析性」「施策」の3つについてご紹介します。

 

価格競争

欲しい商品を探す時、誰もが比較する商品価格。自社サイトとモールでは欲しい商品の探し方、流入経路が異なるため、価格競争にも違いがあります。

【自社サイト】
店舗の強みをアピールできれば、価格競争に巻き込まれにくい。
自社サイトの場合、GoogleやYahoo等の検索エンジンを使って欲しい商品を探すことが比較的多いため、モールと比べると比較されづらい傾向があります。検索エンジン経由であれば、サイトの入り口は店舗の強みを押し出したコンテンツページやトップページとなる可能性があり、価格よりも先に強みをアピールできるからです。残念ながらGoogleショッピングや価格比較サイトで価格を比較されることもあります。また、型番商品は競合が多く、価格が比較されやすいため価格競争が起こりやすく、自社サイトで扱う商材には向きません。

【ショッピングモール】
価格を比較しやすいサイト設計のため価格競争は避けられない。
モールの場合、ほとんどのユーザーがモール内検索を使用して欲しい商品を探します。検索結果に同じ商品が一覧で表示されるため、価格はもちろん送料・ポイントも加味して比較検討されます。価格順で検索することもできるため価格の安い商品が上位に表示され、型番商品であればその傾向は顕著です。サイトへの入り口となる検索結果でクリックされなければ、サイト内で他店舗との差別化を図ったとしても、サイトに誘導できなければユーザーの目に触れることもないのです。

 

分析性

ECサイト運営に欠かせないデータ分析。売上をあげるためにはデータを分析し、サイトの改善点を見つけ、施策を実施し検証するPDCAサイクルをまわしていく必要があります。日々の運用はもちろん、キャンペーンや広告の効果検証にも必須です。

【自社サイト】
システムの制限がないため、高度な分析が可能。ただし、初心者には扱いづらい。
カートシステムに付属しているデータ分析ツールを使用することもできますが、主要なシステム大半がGoogleアナリティクス等のアクセス解析ツールを導入することができます。様々なデータを取得できますので、サイト内の分析をはじめ、広告やメルマガの効果測定も可能です。また、システムの制限がないため、AI(人口知能)を使用したWeb接客ツールや分析ツール等のサービスも早い段階で導入が可能です。

ただし、これらのツールから取得できる膨大なデータをどう分析し活用していくかが重要です。ECサイト初心者が使いこなすには少し時間がかかるかもしれません。

【ショッピングモール】
モールが提供している分析ツールを使用するため、取得できるデータには制限がある。
自社サイトのように分析ツールを導入できないため、モールが提供しているデータ分析ツールを使用することになります。提供されるデータはモールにより異なりますが、アクセス人数、ページビュー数、コンバージョン率、客単価などの最低限おさえておきたいデータはほぼ見ることができます。一方、コンバージョンキーワードやトラッキングデータなど計測できないデータも多くあります。

ただし、モールの分析ツールは、データが限られているため比較的扱いやすく、見やすい画面設計になっていますので、初心者の方もストレスなく使うことができます。

 

施策

ECサイトで売上を上げていくには様々な施策が必須です。基本的な集客施策をはじめ、転換率アップ、リピーター対策など多岐に渡ります。自社サイトとモールでは注力すべき施策が全く異なりますので、それぞれに合った施策を行っていく必要があります。

【自社サイト】
自由度が高く、店舗独自のブランディング戦略が可能。ただし集客施策は必須。
モールのように独自ルールが無く、仕様を制限されることがないため、デザイン面でも自由度が高く、店舗独自のブランディング戦略が可能です。ネットと実店舗のデータを連携し双方で購入してもらえるような仕組みを構築することも可能です。

ただし、前編でご紹介したとおり自社サイトは集客が難しいため、広告やSNSなどの集客対策は継続的に実施していく必要があり、コンテンツ制作などにも注力しなくてはいけません。

【ショッピングモール】
モールが開催するイベントへの参加、モール内検索対策など対モール施策がメイン。
モールが開催するイベントに合わせて店舗独自の企画を開催し、売上を伸ばしていきます。自社サイトと比べるとポイントやクーポン等を活用した施策を行っている店舗が多いのではないでしょうか。
また、モール内検索で上位表示されるようキーワード対策をするなど、各モールの特徴に合わせた施策を実施していくことになります。さらに、モールごとにガイドラインが設けられていますので、ルールに則った運用が求められます。ガイドラインの変更に合わせて随時対応していく必要があります。

 

まとめ

【自社サイト】
メリット
・店舗の強みをアピールできれば、価格競争に巻き込まれにくい。
・システムの制限が無いため、高度な分析が可能。
・自由度が高く、店舗独自のブランディング戦略が可能。

デメリット
・型番商品は価格競争が起こりやすく、自社サイトで扱う商材には不向き。
・継続的な集客施策が必須。

【ショッピングモール】
メリット
・モールの分析ツールなら初心者も扱いやすい。
・モールイベントへの参加など企画を実施しやすい。

デメリット
・価格を比較しやすいサイト設計のため価格競争は避けられない。
・モールが提供している分析ツールを使用するため、取得できるデータには制限がある。

 

「自社ECサイト」と「ショッピングモール」の違いを6つの項目でご紹介してきました。それぞれメリット・デメリットがありますので、両方の特性を理解し各サイトに合った運用をしていく必要があります。商材や予算、人材や運営方針などを考慮し、どちらに出店するかを選ぶと良いのではないでしょうか。

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