Adwordsの広告出稿で、決められていた予算を超過してしまった経験はありませんか?もしくは、予算超過を気にするあまり機会損失してしまったことはありませんか?
そのような事態にならないようにAdwordsで予算を効率よく管理するための仕組みである「共有予算」の機能についてご紹介します。
共有予算とは
Adwordsでは基本的にはキャンペーンごとに1日の予算を設定するようになっています。
予算超過せず機会損失を防ぐためには頻繁にアカウントをチェックしてキャンペーン毎に出稿状況をコントロールしなくてはいけません。
Adwordsではアカウントや複数のキャンペーン単位で共通の予算を管理する仕組みとして「共有予算」という機能があります。
共有予算を使用すると、1 つの大きな予算を複数のキャンペーンで共有できるようになります。キャンペーンごとに予算を管理する手間が無くなり、キャンペーン間での予算調整の手間も省けます。
共有予算の設定
共有予算の機能を使うためには下記の手順で設定を行います。
[共有ライブラリ]、[予算]、[+予算]の順にクリックします。
- 予算の名前を入力します。分かりやすい任意の名前を入力してください。※「UVカット特集予算」など
- [キャンペーンに適用] の [編集] をクリックし、共有予算を適用したいキャンペーンを選択します。
- [予算額] を入力します。
- [保存]をクリックします。
保存を押したタイミングから共有予算による広告掲載が開始されます。
共有予算を適用するケース
- アカウント単位で予算が決まっている場合
- ネットワークごとに配信の強弱をつけたい場合 ※「検索予算」「ディスプレイ予算」「ショッピング予算」
- プロダクトやSALEの予算が決まっている場合 ※「○○商品販売用」、「UVカット特集用」
共有予算の運用で気を付ける点
日中に共有予算を切り替える場合
この場合、その日のそれまでの費用は無視された形となり0からとなり、共有予算から差し引かれることはありません。
実際の費用は予算を上回ることもある
キャンペーンの予算と同様に、共有予算も最大で予算の120%まで広告費用が発生する可能性があります。予算設定は余裕を持った設定にしましょう。
最後に
共有予算を設定することで、手間なく予算超過を防ぐことができるようになり、効率よく広告配信ができるようになります。
皆さんもぜひ活用してみてください。
