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2018.02.05

GoogleAdwordsの来店コンバージョン導入による来店効果の計測
GoogleAdwordsの来店コンバージョン導入による来店効果の計測

マーケティングリスティング広告

近年、スマートフォンの普及が進んだことで日常生活の中でも頻繁にネットが使われるようになりました。実店舗を持つ企業にとっては、これまでウェブ広告の割合はあまり大きくなかったかもしれませんが、ユーザーは実店舗で商品を購入する前にもネットで商品の評判を確認し、取扱店舗の場所を探します。
ユーザーがネットで商品を探しているときに効果的な広告を配信することで、実店舗への送客を期待することができるため、実店舗を持つ企業にとってウェブ広告は今後ますます重要な媒体となってきます。
これまでは、ウェブ広告が実店舗への送客にどれだけ貢献しているか把握することが難しいという課題がありましたが、Googleの「来店コンバージョン」によって広告からの来店効果を計測することができるようになりました。

そこで今回は、来店コンバージョン計測の仕組みと実際に導入して実店舗への来店に役立てた事例をご紹介します。

1.計測の仕組み

 来店コンバージョンはGoogleの「ロケーション履歴」という機能を使って計測されます。
「ロケーション履歴は」スマートフォンにインストールされているGoogleアプリ(Googleマップ等)などでGoogleにログインし、位置情報の利用を許可することで計測が可能になります。
実際の来店計測ではモバイルネットワークやGPS、Wi-Fiからの距離などを複合的に利用することで測定の精度を高めており、現在では単独の店舗だけではなくショッピングセンターの中にある店舗なども計測できるようになっており1階や2階などの階層まで把握して計測することができます。
また、店舗の前を素通りしただけのユーザーなどはロケーション履歴のデータを元にコンバージョンから除外する仕組みになっているようです。

2.来店コンバージョンの導入条件

来店コンバージョンの導入は実店舗があるアカウント全てが対象となるわけではなく、下記の条件を満たした一部のアカウントが利用できるようになっています。

・Googleマイビジネスに店舗の住所情報を登録
・GoogleマイビジネスとAdwordsを連携している
・Adwordsで住所表示オプションを設定している
・広告のクリック数(正確には店舗への来店数)がGoogleの審査基準を満たしていること

現在、来店コンバージョン計測は検索広告、ディスプレイ広告、動画広告で利用可能になっており、それぞれの広告でGoogleの審査・承認をクリアしたアカウントが利用可能となります。

3.導入事例

 弊社のお客様で来店コンバージョンの計測を導入している事例として、全国に店舗を展開されている小売業界のお客様のECサイトへの導入結果がこちらになります。


 これまでは広告を配信したことによる成果をウェブサイト上の商品購入でしか評価できていなかったのですが、来店コンバージョンを計測できるようになることで、広告を配信によって7,000件近くの来店に繋がっていることが分かりました。
これにより、オンライン上だけでなく、来店でも広告の成果を把握できるようになったことでより最適な価格で入札が出来るようになりました。また、来店に繋がりやすい検索キーワードやデバイスなどのデータが分かることで運用を最適化するためのサイクルを回すこともできるようになりました。

さらに、Adwordsの住所表示オプションと組み合わせることでユーザーが広告を見た時の店舗からの距離による広告の効果も分かるようになってきました。



これを見ると店舗からの距離が近い位置で広告を見たユーザーほど店舗への来店率、来店単価ともに良好な数値になっていることが分かります。このデータを元に店舗から近い距離で広告を見ているユーザーへの入札を強める調整を行うことでより最適な広告配信を行うことが出来ました。

導入事例についてはご紹介した事例の他にGoogleの公式ブログでも紹介されていますのでご紹介させていただきます。

KDDI様の事例
ローソン様の事例
アイシティ様の事例

まとめ

店舗への来店コンバージョンが計測できるようになることでこれまで評価が難しかったウェブ広告を見たことによるオフラインでの行動も評価することが出来るようになりました。
導入にはある程度の店舗数と広告のクリック数が必要になりますが、実店舗をお持ちの方は是非1度ご検討されてみてはいかがでしょうか?

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