今回はGoogleショッピング広告についてご紹介していきたいと思います。
Googleショッピング広告は2016年あたりから急速に規模が拡大しており、Googleとしても最も力を入れている広告の1つとなっております。
Googleとしても、
「ユーザーの「お買い物したい」瞬間を的確に捉える」
・検索語句に応じて、買い物する意図があるかどうか判断する。
「ユーザーの反応が高い広告を表示する」
・検索語句に対してクリック率が高い広告を上位表示する。
「ユーザーに多種多様な選択肢を提供する」
・検索語句に合致していても、多様な広告主が商品を提供していないものには広告の表示を制限し、同一の広告主の商品のみが繰り返し表示されることがないようにする。
と3つの軸で改善を行っていくと明言しております。
ショッピング広告とは
Googleショッピング広告とは、上の画像のように検索された語句に応じて表示される検索連動型広告の一部です。
テキストの検索連動型広告と違い、画像と値段が付き、見た目としてインパクトがあるのが特徴です。現在では多くの企業がGoogleショッピング広告を出稿し、活用しております。
ショッピング広告のメリット
購買意欲の高いユーザーにアプローチできる
ショッピング広告は、検索した語句に応じて表示されるため、上記の画像で言えば手帳型のiPhoneケースが欲しくて探しているユーザーにその商品を出すことができます。
また、画像・価格・商品名・商品説明文などテキストのみの広告より多くの情報をユーザーに伝えることができます。
占有面積が広い
上記の画像は、スマートフォンで検索した際の画面になりますが、検索結果の1番上に大きく表示されるため、検索したユーザーが目にする機会が非常に多いです。
また、1社につき1商品と決められているわけではないので、1度の検索で商品が複数表示されることもあるため、広告の占有面積が非常に広いです。
広告感が少なく、ユーザーに警戒心を与えにくい
画像・商品名・価格・販売元が表示されているのみで、広告であるということに気づきにくく、まるで普通のECサイトのように表示されるため、ユーザーが警戒心を持ちにくいのが特徴です。
そのため、広告と知らずにクリックされることが多いため、テキスト広告よりクリック率が高い傾向にあります。
自社のECサイトにリンクを貼ることが出来る
楽天やアマゾンなどのモール内での広告は、そのモール内で出店している店舗ページへのリンクとなりますが、Googleショッピング広告は自社で運営しているECサイトへのリンクを貼ることが出来ます。
そのため、かかる費用としてはGoogleへの広告費のみでモールへの手数料を払う必要がありません。
ショッピング広告の特徴
Googleショッピング広告は、アドワーズで設定したキーワード等を元に表示されるわけではなく、Google Merchant Centerで設定した商品詳細を元に関連性が高いとGoogleが判断した商品が広告として表示されます。
そのため、テキスト広告のようにキーワードごとに細かに単価を調整することが出来ません。
運用は楽とも言えますが、Google Merchant Centerで設定した商品詳細のデータが広告の表示回数や掲載順位に影響を与えているとされているため、どの部分を改善したらよいかわかりづらく、最適化をしづらいといった点があります。
まとめ
Googleショッピング広告は、通常のテキスト広告より、「商品を紹介する」と言う点に優れており、うまく活用することで費用対効果よくユーザーを獲得することができます。
ぜひ、Googleショッピング広告を利用して、ビジネスに生かしてみてください。
