Webサイトやアプリに画像やテキストで表示されるディスプレイ広告は、ユーザーの目に留まりやすいインターネット広告です。
本記事では、ディスプレイ広告の主流であるGDN・YDA(旧YDN)のバナーサイズをまとめています。
YDNと呼ばれるYahoo!ディスプレイアドネットワークは、2021年6月23日にサービス終了しました。現在は「YDA」としてディスプレイ広告(運用型)を利用できます。 |
なお、専用ツールのインストール手順については下記でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
>>Google広告、YSS、YDNエディターのインストールと対象アカウントのダウンロード手順
GDN・YDA(YDN)のバナーサイズ一覧
サイズ |
GDN |
YDA |
||
PC |
モバイル |
PC |
モバイル |
|
300×250 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
600×500 |
◯ |
◯ |
||
600×600 |
◯ |
◯ |
||
336×280 |
◯ |
◯ |
||
728×90 |
◯ |
◯ |
◯ |
|
160×600 |
◯ |
◯ |
◯ |
|
468×60 |
◯ |
◯ |
◯ |
|
320×50 |
◯ |
◯ |
||
640×100 |
◯ |
|||
320×100 |
◯ |
◯ |
||
640×200 |
◯ |
|||
640×360 |
◯ |
|||
200×200 |
◯ |
◯ |
||
240×400 |
◯ |
|||
250×250 |
◯ |
◯ |
||
250×360 |
◯ |
|||
580×400 |
◯ |
|||
120×600 |
◯ |
|||
300×600 |
◯ |
◯ |
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300×1500 |
◯ |
|||
930×180 |
◯ |
|||
970×90 |
◯ |
|||
970×250 |
◯ |
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980×120 |
◯ |
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300×50 |
◯ |
GDN・YDA(YDN)のバナーサイズには、上記があります。種類はたくさんありますが、全サイズを用意する必要はありません。
GDN・YDA対応のファイル形式(拡張子)
JPEG(.jpg.jpeg):フルカラー画像を高圧縮で保存できる PNG(.png):Webサイトの画像などを中心に活用される GIF(.gif):簡易的なアニメーションを表示できる |
対応している拡張子(ファイル形式)は、GDN・YDA共通です。
YDAの旧バージョンであるYDNでは、2019年にアニメーションGIF形式の画像広告の入稿を終了しています。
ただ、すでに入稿済みの広告については引き続き配信されるため、Web上で確認できるケースもあります。
GDN・YDAの容量(ファイルサイズ)
■GDN
|
■YDA(150KBまでがおすすめ)
|
GDN・YDAの容量(ファイルサイズ)は、150KB以下の画像がおすすめです。Yahoo!公式サイトでは、登録可能なファイルサイズの上限が3MBと記載されています。
ですが、150KBを超えた場合は、150KB以下になるよう自動圧縮されてしまいます。圧縮されると画質が劣化するため、あらかじめ150KB以下にしておきましょう。
レスポンシブ広告でよく使われるバナーサイズ
サイズ | GDN | YDA |
横長 | 推奨サイズ:1200×628 最小サイズ:600×314 |
1200×628 |
スクエア | 推奨サイズ:1200×1200 最小サイズ:300×300 |
300×300 |
ロゴ 横長 (※省略可) |
推奨サイズ:1200×300 最小サイズ:512×128 |
設定不可 |
ロゴ スクエア (※省略可) |
推奨サイズ:1200×1200 最小サイズ:128×128 |
180×180 |
レスポンシブ広告は、広告枠に合わせて広告サイズや表示形式・フォーマットが自動調整される広告です。
PCやスマートフォン・タブレットの各デバイスに合わせて柔軟広告を表示できるため、従来の広告よりも表示チャンスを増やせます。
また、広告を自動で最適化できればいくつもバナーを用意する必要がなく、作業コストを削減できます。
よく使われるバナーサイズを活用して、効率よくレスポンシブ広告を配信していきましょう。
迷ったときにおすすめのバナーサイズ
300×250 336×280 728×90 160×600 468×60 320×50(スマートフォン) 320×100(スマートフォン) |
バナーサイズは、表示されやすいサイズから選ぶことがおすすめです。前提は、PCとスマートフォンの両者に対応することです。
GDN・YDAに共通するバナーサイズは、下記の2つになります。
- 300×250
- 336×280
YDAであれば、600×500です。作成コストを最低限に抑えたいのであれば、ぜひ参考にしてください。
GDNで一般的なバナーサイズは「336×280」

GDNで一般的なバナーサイズは、336×280です。以前は、300×250が主流サイズでした。
年々、スマートフォンの画面サイズが大きくなってきたため、それに合わせてバナーサイズもシフトしています。
前章では、おすすめのバナーサイズは2種類あるとお伝えしましたが、それでも迷うのであれば、336×280を準備してみてください。
YDAで新規追加されたバナーは往来の2倍サイズ

2017年から新規追加されたバナーは、往来の2倍のサイズあります。
YDN | YDA | 表示される場所 |
300×250 | 600×500 | PC&タブレット・スマートフォン共通 |
320×50 | 640×100 | スマートフォンのみ |
320×100 | 640×200 | スマートフォンのみ |
YDNで従来あったサイズは、なくなったわけではありません。ですが、配信時に伸縮されることにより、表示される画像が荒くなる恐れがあります。
新規追加されたサイズの画像を入稿したあとは、従来サイズの画像を削除することがおすすめです。
まとめ

この記事では、GDN・YDAのバナーサイズについて紹介しました。
ディスプレイ広告は、画像や動画を使用することで、ユーザーへ視覚的にアプローチできます。
本記事の内容を参考にしながら、ユーザーを惹きつけるバナー広告を作成してみてください。