潜在層へアプローチするためのソーシャルメディア広告活用法

以前にFacebook広告、Twitter広告にスポットを当ててソーシャルメディア広告の効率的な配信方法について解説させて頂きました。

▼以前の記事は下記の通りです。

今回は前回までの記事にご興味を頂けた方を対象にご理解がより深まるように両広告の比較解説を致しますので、よろしければ最後までお付き合いください。

 

Facebook広告のおさらい

Facebook広告はFacebook内のタイムライン、またはサイドバーに任意の画像とテキストを表示できる広告です。

外部のサイトへ誘導するだけでなく、Facebook内コンテンツ(ページ、イベント、アプリ)の宣伝にも活用することができます。

ユーザのプロフィール(年齢、性別、住所、行動履歴、友達)や投稿内容、いいね!履歴等の情報を用いて詳細なターゲティング設定が可能です。

Facebookは会員登録が必須で、設定するプロフィール項目の多いことからFacebook広告のターゲティング精度は非常に高くなります。

広告の入札単価も同様に高額になりがちであるため、リスティング広告(検索連動型広告)の特性に近いと言えます。

twitter広告(twitterプロモ商品)のおさらい

twitter広告はtwitter内の検索結果とタイムラインに任意のツイートを表示できる広告です。

ユーザが特性のキーワードを検索した際に広告を配信したり、「任意のtwitterアカウントのフォロワー」の類似ユーザを対象にタイムラインに広告を配信することができます。

twitterは会員登録をしなくても閲覧できたり、Facebookよりもユーザのプロフィール広告が少ないことからターゲティングの精度が低くなります。

その結果、インプレッションが多くクリック率が低くなる傾向があり、ディスプレイ広告の特性に近い広告であると言えるでしょう。

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広告配信テストとその結果

弊社のケイトスペードのサイトを対象にtwitter広告とFacebook広告を約1ヶ月間テスト配信を行いました。

下記に、配信結果(表示回数、クリック率、サイトへのアクセス数)をまとめます。

 

 

ここで、Facebook広告のインタレストはケイトスペードのFacebookページにいいね!をしたユーザをターゲティングした配信方法です。

両広告のサイトへのアクセス(呼び込み数)は大差ありませんが、Facebook広告はクリック率が高く、Twitter広告は表示回数が非常に多いことがわかります。

 

Facebookはターゲティング精度が高く広告を配信するユーザを絞り込みやすいので、住宅(の見学会)等、商品のユーザ層が限られる商品の販売促進に活用できます。

一方でtwitter広告は表示回数が多いので、食品のような宣伝対象とする商品のユーザ層が幅広い商品を認知させたい場合に活用できます。

まとめ

全3記事となったソーシャルメディア広告の解説は、いかがでしたでしょうか。

次回はPPC広告で成果計測をする上で、より効率良く、より質の良い情報を取得するためのタグ設定方法について解説していきますのでご期待下さい。

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