リスティング広告の効果|効果の出ないパターンと効果を出すポイントを解説

「リスティング広告の配信は、本当に効果があるの?」
このような疑問をお持ちの方も少なくないでしょう。

リスティング広告の効果は、商品やサービスによって得られやすかったり、得られにくかったりします。

そこで、本記事ではリスティング広告の効果が出やすい場合と、効果が出にくいケースを紹介します。リスティング広告の配信を検討中の方は、ぜひ参考にしてください!

目次

リスティング広告のメリット・デメリット

リスティング広告は、検索結果のページに表示されるテキスト広告で、検索連動型広告とも呼ばれます。

ユーザーの検索語句に基づいて広告が表示されるため、ユーザーの興味やニーズにマッチした広告を表示させることができます。

リスティング広告を運用する上では、これらのメリットだけではなく、デメリットについても把握しておくことが大切です。

リスティング広告のメリット

リスティング広告のメリットには、次の3つが挙げられます。

  • CV(コンバージョン)を獲得しやすい
  • すぐに配信開始できる
  • 少額からでも配信可能

CV(コンバージョン)を獲得しやすい

リスティング広告は、ユーザーが検索する具体的なキーワードに基づいて表示されるため、そのユーザーが既に関心を持っている商品やサービスに関連した広告を出すことができます。

このため、ユーザーの行動を促しやすく、コンバージョン獲得の可能性が高まります。

例えば、"ハイキング用バックパック"と検索するユーザーには、アウトドア用品の広告を表示されることができます。

即日配信可能

リスティング広告は、キャンペーンやプロモーションが決定した直後に広告を開始できます。

例えば、急に決まったセールやイベントに対して、即座にターゲットとする層にアプローチすることが可能です。

少額からの配信が可能

Googleなどのリスティング広告プラットフォームでは、日々の予算を設定することができます。

小規模ビジネスや限られた予算を持つ広告主にとって、低予算で始められることは魅力的な点です。

リスティング広告のデメリット

反対に、リスティング広告のデメリットには、次の2つが挙げられます。

  • 運用や改善に専門性が必要
  • 商品やサービスによって効果が出にくいことも

運用や改善に専門知識が必要

リスティング広告の基本的な配信は、特別な知識がなくても可能ですが、効果を最大化するための運用や改善には、市場分析の理解が必要です。

はじめて広告に携わる方でも多くのツールやリソースを利用して運用を行なうことができます。

とはいえ、特に競合の激しい市場で広告の成果を上げたり、広告の最適化を突き詰める場合には、専門的な知識と経験が求められることがあります。

商品やサービスによって効果が出にくいことも

リスティング広告の効果は、商品やサービスの種類によって変わる可能性があります。

一般的な傾向から、特定のニッチ市場や商品の場合、広告の効果を得られにくい場合もあります。

ただし、実際の効果は広告の設定、ターゲティング戦略、市場状況など多くの要因によって決まります。

そのため、一概に商品やサービスの種類だけで効果の出やすさを判断することはできません。まずはテスト的に広告を運用して判断すると良いでしょう。

リスティング広告の効果

リスティング広告の効果は、次の2つです。

  • Webサイト/LPへのアクセス数増加
  • 問い合わせ・資料請求などのCV数増加

各効果について詳しく紹介するので、リスティング広告の配信を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

WebサイトやLPへのアクセス数増加

リスティング広告の主な効果は、自社のWebサイトやランディングページ(LP)へのアクセス数を増やすことです。

これらの広告は一般的に、自社のWebサイトやLPを対象として設定されます。適切に設定されたリスティング広告は、クリックを獲得しやすく、結果としてアクセス数の増加が見込めます。

ただしリスティング広告の効果は、その設定やターゲット選定の精度に大きく依存します。

予算が多い場合、広告は検索結果の上位に表示されやすくなりますが、常に効果的とは限らず、競合他社の広告や市場状況によって影響を受けるため、留意しましょう。

ランディングページ(LP)について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

問い合わせ・資料請求などのCV数増加

リスティング広告のもう1つの重要な効果は、問い合わせや資料請求などのコンバージョン(CV)数の増加です。

リスティング広告によりWebサイトやLPへのアクセス数が増えることで、これらのアクションが引き起こされやすくなります。

しかし、単にリスティング広告を掲載することは、CV数の増加を保証するものではありません。CVに繋げるためには、ターゲットのニーズや関心に応じた適切な広告の設定が必要です。

さらに、リスティング広告の効果を最大限に活かすためには、ランディングページの最適化、誘導力のあるコール・トゥ・アクション(CTA)、ユーザーの興味を引くコンテンツなど、さまざまな要素が関連します。

リスティング広告の運用では、単にトラフィックを増やすだけでなく、それがどのようにCVに結びつくかを考慮することが重要です。適切なターゲティング、メッセージ(広告文)、LPにおけるユーザー体験の改善を通じて、リスティング広告からの訪問者を実際のリードや顧客に変換するための戦略も併せて検討しましょう。

リスティング広告で効果が出やすいパターン

リスティング広告で効果が出やすいパターンには、次の3つが挙げられます。

  • 「高単価」or「粗利・利益率が高い」
  • リピート率が高い
  • 緊急性が高い

「高単価」or「粗利・利益率が高い」

リスティング広告の効果は、扱う商材の単価や利益率によって変わることがあります。

高単価の商品や高い利益率を持つ商品の場合、リスティング広告からの成果が出やすい傾向があります。

リスティング広告の広告費はクリック単価に基づいて計算されるため、ターゲティングやキーワードの選定が不適切だと、広告費が不必要に高くなるリスクがあります。しかし、高単価や高利益率の商品を扱う場合、比較的高い広告費をかけても、その費用を回収しやすくなります。

例えば、2000万円の建売住宅を販売し、500万円の利益が見込まれる場合、リスティング広告に100万円を投資しても、残りの400万円が純利益となります。このように、高単価の商材や高い粗利・利益率を持つ商材は、リスティング広告の投資に対して高いリターンを期待できるため、リスティング広告に適していると言えます。

ただし、このような商材に対しても、広告の設定やターゲティング、コンテンツの最適化は重要です。適切な広告運用によっては、投資対効果(ROI)の改善が期待できます。

リピート率が高い

リスティング広告で特に効果的なのは、リピート率の高い商材です。
このタイプの商品は、一度顧客を獲得すると、繰り返し購入される可能性が高くなります。

リスティング広告では、クリックから実際の商品購入に至るまでのコンバージョン率が重要です。もし商品購入に至らない場合、広告費用がかかるだけで効果は見られないため、広告の費用対効果が低い状態を意味します。

しかし、リピートしやすい商材の場合、一度の広告クリックが将来的な継続的な購入が期待できます。

つまり、初期の広告費用が長期的な顧客価値を生み出すことが可能になります。

リピート率の高い商材の例としては、化粧品やサプリメントなどの継続して利用される商品があります。これらの商品は消耗品であるため、顧客が一度購入すると、定期的に再購入する傾向があります。

そのため、リスティング広告を通じてこれらの商品の新規顧客を獲得すると、長期的な売上増加に寄与する可能性が高まります。

緊急性が高い

緊急性の高い商品やサービスの場合、リスティング広告は効果的です。

例えば、トイレの故障や鍵の破損のような、すぐに対応が必要な状況では、ユーザーは解決策を素早くオンラインで探し、迅速に購入する傾向にあります。

このような緊急のニーズや問題解決を求めて検索エンジンを利用するユーザーに対して、リスティング広告は効率的に適切なサービスや製品を提供する役割を果たします。

検索時に広告を通じて見込み客にアピールすることができれば、コンバージョンに期待できます。

広告の効果が出ないor出にくいパターン

反対にリスティング広告では効果が出ない・出にくいパターンもあります。

  • キーワードの検索ボリュームが少ない
  • クリック数やコンバージョン率(CVR)に課題がある
  • 配信期間が短い

キーワードの検索ボリュームが少ない

商品やサービスに関するキーワードの検索ボリュームが少ない場合、リスティング広告は効果が限定される場合があります。

その理由は、検索語句のボリュームが少ないと、広告が表示される機会が減少し、結果としてクリック数やコンバージョン数も低くなる傾向があるからです。

特定のニッチ市場や特殊な商品やサービスなどが該当します。

例えば、「専門的な医療機器」や「特定の業界に特化したソフトウェア」など場合、特定の特性や用途に特化しているため、そのニーズを持つユーザーの数が限られており、検索ボリュームも少なくなります。

そのため、リスティング広告を配信したは良いものの、限られた表示回数やクリック数しか得られず、期待するような広告成果を達成することが難しい場合があります。

ただし、これは一般的な傾向であるため、特定のニッチ市場においては、これらの条件でも効果的な結果を得られる可能性があります。

クリック数やコンバージョン率(CVR)に課題がある

クリック数やコンバージョン率(CVR)に課題がある場合、リスティング広告の効果を最大化するためには特定の対策が必要です。

以下に、クリック数やコンバージョン率(CVR)に関する問題点と対策例を挙げます。

問題点 対応方法例
クリック率が低い
  • ターゲットの設定を見直す
  • キーワードの選定を見直す(マッチタイプなど)
  • 広告見出し、広告文を変更する
 コンバージョン率(CVR)が低い
  • コンバージョン率が低い検索語句への広告出稿を停止する
  • LPの改善を行う(コンテンツ、CTAなど)

 

リスティング広告の分析方法」については、以下の記事もあわせてご参考ください。

配信期間が短い

広告を配信する期間が短すぎる場合、リスティング広告の効果が出ない場合があります。

リスティング広告は設定後すぐに配信が可能で、配信期間も柔軟に調整できる点が特徴です。しかし、広告を最適化されるためには一定の時間が必要です。

一般的に、リスティング広告の効果を最大化し、安定した運用を行うためには「3ヶ月~半年」の期間が推奨されています。

この期間では、広告のパフォーマンスデータを収集し、何が効果的で何が効果的でないかを分析します。

短期間だけの広告配信では、データを十分に収集することができず、広告の本来の効果を判断するのが困難で、適切に評価することができません。

リスティング広告で効果を出すポイント5選

リスティング広告で効果を出すために、次の5つのポイントをおさえましょう。

  • 配信前に市場や競合の分析を行う
  • 正しい配信設定を行う
  • 広告の掲載順位を上げる
  • クリック率を上げる
  • CVR(コンバージョン率)を改善する

配信前に市場や競合の分析を行う

リスティング広告で高い効果を発揮するためには、市場、競合、そして自社の分析が重要です。

よくやってしまいがちなのが、リスティング広告を配信する際に、自社の商品やサービスから連想されるキーワードをなんとなく登録してしまうことです。

ターゲットとなるユーザーや、競合の強みや広告の内容などを分析したうえで、自社の商品やサービスの強みを広告に落とし込むことが必要不可欠です。

 

【3C分析とは】

  分析内容

 市場分析
 (Customer)

  • ユーザーのニーズの理解
    ターゲット顧客が何を求めているか
  • ユーザーの検索語句の分析
    どのキーワードを使って情報を検索しているか
  • 顧客の購買意欲や能力の評価
    ターゲット顧客や商品やサービスに対してどの程度の購買意欲や購買力を持っているかを把握します。

 競合分析
 (Competitor)

  • 競合の市場動向の分析
    競合の売上、市場シェア、マーケティング戦略を分析する
  • 商品やサービスの比較
    競合の商品やサービスの強みと弱みを理解し、自社との比較を行う

 自社分析
 (Company)

  • 自社の強みと弱み
    自社の商品やサービスの特徴と課題を特定する
  • サービス利用者のフィードバックの収集
    商品が顧客から選ばれる理由や、商品の強みを広告文に活かす

上記のような分析を行い、「ユーザーが求めている価値」に対して「競合にはない」「自社の独自の強み」を広告文やLPにすることで、効果的な広告配信が可能になります。

正しい配信設定を行う

リスティング広告の効果を適切に出すためには、正しく配信設定をする必要があります。

徹底的に分析を行っても、広告の配信設定に問題があれば効果は出ません。

具体的に配信設定で気をつけたいポイントは次のとおりです。

  • マッチタイプを広げすぎない
  • 地域の設定を広げすぎない
  • CVにつながらないKWやクエリを除外する

上記のポイントに気をつけて配信設定をしてみましょう。

広告の掲載順位を上げる

リスティング広告で効果を出すためには、掲載順位を上げるようにしましょう。

広告の掲載順位を上げることで自社の広告の表示回数やクリック数も増加し、CV数につながりやすくなります。

広告の掲載順位を上げるためには下記の対応を行います。

  • 入札単価を強化する
  • 設定しているKWと広告文に関連性を持たせる

クリック率を上げる

リスティング広告で効果を出すには、クリック率を上げることも大切です。

広告のクリック率を上げることで、費用対効果の向上に繋がります。

クリック率を上げるためには、下記の下記の対応を行います。

  • 関連性の高いキーワードを選定する
  • 狙っているキーワードを見出しに入れる

CVR(コンバージョン率)を改善する

リスティング広告で効果を出すためには、CVRを改善するようにしましょう。

CVRが悪いと、どんなに多くのクリックを獲得してもCVにつながりません。

CVR改善のためには、下記の対応を行います。

  • CVRの低いキーワード、クエリの停止
  • LPの改善

リスティング広告についてよくある質問

リスティング広告についてよくある質問をまとめました。

Q1.リスティング広告の最低費用はいくらですか?

Google広告には特定の最低出稿金額が設定されていないため、理論上は非常に低い予算から広告を開始できます。

しかし、実際の広告効果は入札金額や市場の競争状況に大きく依存するため、適切な予算設定が重要です。

Q2.リスティング広告は効果が出るまでどのくらいかかりますか?

リスティング広告は設定後すぐに配信を開始できますが、その効果を実感するまでにはケースによって異なります。

一般的には数ヶ月の期間を見ることが推奨されますが、市場やキャンペーンの性質によってはより早く結果が見えることもあります。

日々の運用状況を管理画面で確認しつつ、判断をしましょう。

また、「リスティング広告の効果が出るまでの期間」については以下の記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

Q3.リスティング広告の注意点は?

リスティング広告の注意点には、以下の内容が挙げられます。

  • 商材・サービスによっては効果が出にくい
  • 実際にかかる費用が競合の状況によっても左右されるため、ぴったりにできない

まとめ|リスティング広告の効果は商品・サービスによって変わる

リスティング広告の効果の出やすさ・出にくさは、商品・サービスによっても大きく異なります。

配信前は「自社の商品・サービスがリスティング広告に適しているのか」「市場や競合の分析を行う」などのポイントがあります。

また配信後は「正しい設定を行う」「数値をみて課題を特定し、運用・改善を行う」ことで、効果の出る配信が可能です。

本記事で紹介した「リスティング広告で効果を出すポイント」を参考に、リスティング広告の配信を検討してみてください!

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